1949-09-13 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第22号
次のクレーム及びキャンセルの処理の問題、これは現在盲貿易であるということも一つの原因でありますが、クレームとキャンセルが非常に多いのでありまして、この件数がいかに多いかという状況、なおこれを防止するためにはいかにすればよろしいかということで、檢査制度の改善の問題に触れておるわけであります。
次のクレーム及びキャンセルの処理の問題、これは現在盲貿易であるということも一つの原因でありますが、クレームとキャンセルが非常に多いのでありまして、この件数がいかに多いかという状況、なおこれを防止するためにはいかにすればよろしいかということで、檢査制度の改善の問題に触れておるわけであります。
○大森委員 そこで私は、檢査制度に対してはさらに意見を申し上げたい。今われわれの地方の状態を聞いてみますると、昨年あたりの二等米が四等米に下げられているという状態であります。
從いまして、ぜひともこの早場米あるいはその他の検査につきましても、檢査制度の行過ぎのないようにという点を輝く弧調いたしていただきたいということを、なお一言いたす次第であります。
○安孫子説明員 奨励金をなるべく出したくないために、檢査制度を厳重にして、檢査制度の励行に名を借りて、奨励金の減額をはかつているのではないかというお尋ねでございますが、これはさような考えは毛頭私どもとしては持つておりません。檢査制度を順次平常化して参るということは、これは前々からの私どもの考え方でございます。
こういうことで見ると、率直に檢査院のこれまでの檢査制度と言いますか、檢査をやつて來たということにおいて、薪炭会計においても落度があつたということを率直に認められなければ、話のつじつまが合わぬ。それを先ほどから、遡及することはつまらぬではないかというが、われわれの使命というものはこれを遡及して、この根元というものをつかまなければならぬと思う。
○井上(良)委員 そうすると、木炭会計は現物と照合してなかつたということが大体明らかになつて來ましたが、そうしますとこれは会計檢査院の檢査制度の問題もございましようし、また実際現在の木炭事務所の定員においては、とうていこういう尨大なものが一度にたな卸しできなかつたという不可抗力的なことも考えられないことはございません。
○安孫子説明員 檢査につきましては、順次食糧事情が平常状態になつて、消費者側における要望ももちろん強くなつておりますので、実はくずれておりました檢査制度を順次軌道にもどしたいという考えで、適正な法規に基く検査を励行する方針をとつております。しかしお話のございましたような、單に色が黒いからということで檢査をはねることは、私どもとしては考えられないのであります。
こういうことになつておりますが、この檢査制度を実施いたしますと、あるいは往々にしてこれまでの統制を強化し、それに従つてすべての取締りを厳重にし、ときにはそれが行き過ぎになつて、かえつて自由なる事業の発達を阻害する——統制をつとめてできる限り大幅に緩和して、産業の復興、民意の自由なる伸張を期したらどうかということが言われておることに、当局も御承知の通りであります。
將來はこの檢査制度の改革と、貿易の一層なる進展を目ざしまして、政府といたしましても特段の考慮を拂う必要があると存じますので、この点は関係各官廰とも十分に協議をいたしたいと考えております。
○政府委員(新井茂君) 輸出品の檢査につきましては、いろいろこれは考え方があるのでございますが、從來の輸出品檢査は、輸出する品物はすべて政府機関、又は政府の指定した民間機関の檢査を経なければならないという建前であつたのでありますが、最近の経済情勢からいたしまして、先般の議会において新らしく檢査制度について法案を提出いたしまして、これが制定に相成つたのでありまするが、この法案におきましては、こういうふうに
○林(好)委員 結局私は檢査制度を撤廃せいという意味ではない。要するに現在のような檢査の制度であれば、むしろやめた方がいいんじやないか。檢査制度を実行するならば、ほんとうに徹底した檢査をやつていただきたい。かように希望するものであります。
これを果して政府がそれだけ搗精の歩合率によつての檢査制度が行われておるかどうか。こうした問題が非常に費用問題と絡んでおるのじやなかろうかと、こう思われるのでありますが、殊に都会の直轄の精白所はともあれ、委託制度でやつておるところの精白所というようなものは非常に利益を貪つておる、こういう点があるのであります。
貿易再開とともに機械器具の輸出も相当活発になつて参りましたが、機械器具の製軍技術は戰前の水準にまで回復していないばかりでなく、檢査制度やその機関も確立していないために、海外からクレームの來ることが相当多いのでありまして、國家的損害を招くことがしばしばでありました。
農林物資につきましてはすでに古くから檢査制度が確立しております。すなわち農産物、林産物、水産物等原始生業の生産物及びこれらを原料として軽度に加工した製品につきましては、都道府縣知事の檢査が行われ、みそ、醤油、カン詰、びん詰等の工業食品に対しましては、民間國体による檢査が実施されておるのでございます。
御承知のように、農林関係物資につきましては、例えば「わら」工品その他の農産加工品にいたしましても、又林産物或いは水産加工品にいたしましても、その生産において極めて零細であるばかりでなく、その規格も亦複雑多岐に亘つておりまして、從つてこれらの物資の取引の迅速安全、品質向上を図るためには、古くから檢査制度の必要が認められ、すでに明治三十四年以來檢査が行われており、その間逐次品目の追加を見て参つたのでありますが
即ち從來のごとき強度の統制に基く特定の体型、資質等を標準とする強制檢査制度や、配合の統制及び種付事業の特許制度等を廃して、主として衞生的疾患について檢査を行い、その條件に適合するものに主務大臣が種畜としての証明書を交付するのでありまして、從つて種付に供用できる種牧畜の選択範囲が拡大され、且つ飼養者は自由意思により、自己の欲する種付を行い得るのであります。
従ち從來の如き強度の統制に基く特定の体型、資質等を標準とする強制檢査制度や、配合の統制及び種付事業の特許制度等を廃して、主として衞生的疾患について檢査を行い。その條件に適合するものに主務大臣が種畜としての証明書を交付するのでありまして、從つて種付に供用出來る種牡畜の選択範囲が拡大され、かつ飼養者は自由意思により、自己の欲する種を行い得るのであります。
そうして見ると、そういう煩雜な檢査制度があるために、先程もちよつと問題が出ておりましたが、檢査が澁滯するとか、或いはその檢査が完了しないために、荷出し等の措置にも因る。或いは檢査員が非常に何と言いますか。
檢査機構の点につきましては、やはり現行制度をそのまま踏襲して行くという考えで、資料の中に現行檢査制度という書類を挿入してございます。 それから都道府縣の手数料徴收につきましては、法案には別に規定してございませんが、これは地方自治法の二百二十二條に、地方公共團体の長は、國の委任事務について手数料を徴收することができるという規定がございますから、その條で手数料額の制限をして行きたいと思つております。
農林物資につきましてはすでに古くから檢査制度が確立しておりまして、即ち農産物、林産物、水産物等原始産業の生産物、及びこれらを原料として軽度に加工した製品につきましては、都道府縣知事の檢査が行われ、味噌、醤油、罐詰、壜詰等の工業食品に対しましては、民間團体による檢査が実施されておるのでございます。
また粗悪肥料の増加は、單に法律の不備ばかりによるものでなく、檢査制度の欠陷による点も少なくないと思うのであります。すなわち、肥料の檢査は農林省の所管に属し、中央肥料檢査所と、各都道府縣に一、二名の檢査員を設置し、檢査を行うことになつているのでありますが、檢査員の不足、檢査器具の不備等によつて、完全なる檢査を実施し得ない状態でございます。
(拍手)この意味におきまして、審査制度の活用と品質檢査制度の適用によりまして、製品に対する生産者の責任を明らかにすると共に不用不急品の生産を抑圧し、粗惡品に対しましては嚴重なる処罰を以て臨むことが、現在の我が國経済情勢下にあつて止むを得ざる又最も当を得たる方策であると確信いたすものであります。